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【第9回】インドの古典に見られるヨーガ

2017/10/22(日)

<<前回のウパニシャッドに見られるヨーガの続き>>

さて、前回のヨーガに関する説明について、ウパニシャッドのうちでも、『マイトリ・ウパニシャッド(Maitri-Upanishad)』があります。古ウパニシャッドと呼ばれるもののうちでは、権威を認められることの少ないものでした。

マイトリ・ウパニシャッドでは、[1][2][3]として示した部分が大きい。それをお伝えします。『苦行を実行しない者には、アートマンの認識(atma-jinana)に通達することはあり得ないし、また祭事の完成すること(karma-siddhi)もありえない』と説かれています。まず、

[1]ブラフマンの明知を知れる人:苦行(tapas)によって純質(sattva:純粋で清らかな性質)が得られる。

[2]苦行の実行によって罪悪を消滅した人:純質に基づいて心(manas)が得られます。

[3]常に絶えず精神統一(suyukta=ヨーガに専念)して瞑想している人:心に基づいてアートマンが得られる。そうして、アートマンを体得したならば、元の心の汚れた状態に、苦悩して、戻ることはないとしています。

それ故に、ブラフマンは、[A]明知(vidya)により、[B]苦行(tapas)により、[C]瞑想(cinta)により、体得される(upalabhyate)と、示しています。また、オーム(OMという聖音)は、ブラフマンの威力であるとしています。

マイトリ・ウパニシャッドに登場するウパニシャッド一般の思想家たちの間で説かれていた3つの実践法がまとめて総括されているので、お伝えします。

*[A]明知(vidya):古ウパニシャッド一般で説かれいる幾多の念層(upasana)を意味している。元々ヴェーダの祭儀の一部分を、重要なもの、絶対的意義のあるものと見なすことから出発する。

[B]苦行(tapas):『リグ・ヴェーダ』の中にも散見しているが、ヴェーダの宗教に伴って実行されていたとともに、後代にはインドの諸宗教に顕著なものとなった。

[C]ヨーガの実践であり、賢者シャーカーヤニヤ(Sakayanya)マイトリ・ウパニシャッドに詳細が記述されている。

さらに「マイトリ・ウパニシャッド」では賢者シャーカーヤニヤ(Sakayanya)が、ブリハドラタ(Brhadratha)王にヨーガの実修を説いており、その実現法(prayoga-kalpa)を次の様に述べています。いわゆる、アシュタンガヨガの八支則の基盤の思想になっています。

1.呼吸の調整(pranayama) → プラナーヤマ
2.感官の抑制(pratyahara) → プラティヤハラ
3.禅定(dhyana) → ディヤーナ (※瞑想とも訳される)
4.集中(dharana) → ダーラナー (※凝念とも訳される)
5.思慮(tarka) → タルカ (もしくはタルカー)
6.三昧(samadhi) → サマーディ (※悟りとも訳される)

アシュタンガヨガの八支則とは異なり、六支則で完結されますが、これらの六つの実修部門(aniga)が、インドの古典的ヨーガ(yoga)と言われているのです。

今日は、ここまで。See you !

Love&Peace,

Love_yoga.com

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