【第25回】不調、好調を自分自身のヨガで感じられるか?

Namaste, Japan☆

遂に真夏並みの暑さになって来ました今日この頃ですねw
私は、依然としてヨガクラスをスタートさせるために、場所探しを続けています。

ところで、GW期間中はヨガイベントが目白押しですよ☆
毎年恒例の六本木ミッドタウンでは無料のパークヨガが提供されていますねw
https://www.yoga-gene.com/instructor/62169.html

以前は、Yoga Aid Challenge Japan主催によるヨガチャリティイベントが開催されて、この期間中は賑わっていまして、私も一度ヨガチャリティ講師として募金活動に挑戦しましたね。(ほとんど無名の人間でしたので…笑)

さて、本日のテーマは、前回とガラリと変更しまして、不調・好調をヨガによって自分自身で感じられるか?という問いになります。
結論から言いますと、もちろんできます。可能ですよね。

1番良いのは、ダウンドック(アドームカ・シュヴァーサナ)および片鼻呼吸(ナディショーダナ・プラナーヤマ)で、自分自身の体の不調・好調が分かると考えています。どちらも共通点は、「呼吸」です。ダウンドックの最中に、何か呼吸の回数がいつもより少ないなあとか、吸気量が何かうまく鼻呼吸で入っていかないなあと感じたら、不調だと感じて良いと思います。

特に顕著に表れるのが、片鼻呼吸(ナディショーダナ・プラナーヤマ)で、片鼻もしくは両鼻が詰まっているときは、体調が万全ではないことはお分かり頂けるはずですね。人間ですから季節の変化や食生活の変化で、少しは不調に陥ることはあります。鼾をかく人などには、ぜひ片鼻呼吸(ナディショーダナ・プラナーヤマ)で、呼吸活動の改善を図ってもらいたいと考えています。


Chakorasana(チャコーラアーサナ)
(*右足を頸椎の後ろにまで回して、股関節を柔らかくする効果があるが、難易度が高いため、初心者には向いていません。ヨガ上級者の方は挑戦してみてください。)

さて、ヨガを楽しむためには、食生活も改善をしていかなければなりません。アーユルヴェーダ料理なども最近は流行ってきていまして、精進料理同様にそのレベルを高めて来ています。プロテインやリコピン、ビフィズス菌やEPA、DHAなど多くの栄養素を摂取することは勿論のこと、極力お菓子などの間食はしないことをお薦めします。

ヨガをすることで、先日も記述しました『マイオカイン』という体内物質が、筋肉を喜ばせて、柔軟な筋肉を作り上げて行きます。さらに、脳内物質として覚醒、快感を誘う物質=ドーパミンの分泌も促進することから、ヨガの効能は万全でありますねw

マッスルビルダーの様な硬い筋肉を作るのではなく、イチロー選手の様な柔らかい筋肉を作ることが肝心になります。イチロー選手の外野手からバックホームまで投げ切るレーザービーム投法は、正に“柔らかい筋肉”で構成された強肩であると某解説者が仰っておられました。

ヴィラバドラアーサナⅢ
HEROⅢ(*体幹を鍛えて、全身のバランス感覚を養う上では、ヴィラバドラアーサナⅢは、非常に効果的なアーサナです。)

さらに、初めと終わりの瞑想も忘れてはいけません。
瞑想でポジティブなイメージや目標とゴールのイメージを組み合わせることで、
効果は倍になりまからね。瞑想により不可能を可能にすることのできるヴィジョンも発生させることが、近年の研究結果で分かってきております。

ということで、
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
下記のヨガクラスも、ぜひ機会がありましたら、参加頂けますと嬉しいですw

テーマ:イスを使って、ヨガを楽しむチェアヨガ講座 (初心者歓迎)

日時:04/29(日) 18:00~18:35
開催場所:ヴァイン東銀座 会議室
https://www.viainn.com/higashiginza/facilities/

参加費:2000円
Facebook詳細内容:
https://www.facebook.com/events/167110897437322/

【第24回】温かい体の作り方を考えるアーサナ (2)

Namaste, Japan!!

皆さん、週末はどの様にお過ごしでしょうか?
今週末は少々風邪が強い傾向がありますね。花粉症対策には万全を期してくださいね。

さて、最初にイベント告知をさせて頂きます。
この度は、ご縁がありまして、都内でヨガを教えることが決定しました!
下記のリンク先をクリックして下さると、嬉しい限りです。

テーマ:イスを使って、ヨガを楽しむチェアヨガ講座 (初心者歓迎)
日時:04/29(日) 18:00~18:35
開催場所:ヴァイン東銀座 会議室
https://www.viainn.com/higashiginza/facilities/
参加費:2000円
Facebook詳細内容:
https://www.facebook.com/events/167110897437322/

今回通常クラスの半分程度の時間設定なのですが、お楽しみ頂けるように、チェアヨガ用にアレンジができれば幸いです。

ということで、温かい体の作り方を考えるアーサナ(2)に移りますが、
先日Facebookに動画投稿を行いまして、”心のダメージ”から来る冷え!と題して、『ウシュトラアーサナ(ラクダのポーズ)』をご紹介しました。

『ウシュトラアーサナ』は、腰で反らずに胸郭を広げて胸椎を反らせ、開いた気道からたくさんの酸素を取り込むことができます。胸椎を反って、胸郭を広げることが大切です。胸椎周りがガチガチだと、ストレスを受けた時に浅い呼吸になりがちです。

呼吸が浅ければ心肺系(心臓、呼吸器系、循環器系)にも当然影響を及ぼし、体液循環も行き渡らなくなります。体全体のエネルギーを高める上でも、それに見合ったヨガのポーズを実践していくことが大事でしょう。

1.両膝を腰幅くらいに開いて、マットの上に膝立ちになります。両手を腰に添えて、鼻から酸素を取り入れる。
2.吸う息で目線を臍に向けながら胸椎を反ります。頭を最後に下げるイメージを意識しながら、後屈のポーズを取っていきます。
3.ポイントは肩甲骨を寄せるように、肘を平行に寄せていくこと。背中の反りをより深くしたい場合には、両手で腰を少し前に押す感じを意識すると、良いでしょう。
4.さらに後屈により背中の反りを感じたい方は、両手を腰から離して、右手は右足のかかとへ、左手は左足のかかとを触ることもできますので、さらに後屈ポーズを深めていくことができます。但し、ここで呼吸をし続けるということを忘れないでくださいね。
5.5-8呼吸を深く続けると、より瞑想が深まっていきます。(無理はしないように。)
6.吐く息で、両手を離し、上体を元の位置にゆっくりと戻していきます。

ウシュトラアーサナ 完成形 by Naoki

ヨガは、鍛錬と日頃の思いから、ご自身に合ったヨガが形成されていきます。
難しいアーサナも少しずつ工夫や努力をしていくことで、出来るようになるはずです。
ぜひ、ご自身のペースでヨガをやってみてくださいね。

Love Yoga & Love your life,

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【号外:第23回】温かい体の作り方を考えるアーサナ (1)

Namaste, Japan !!

先日のFacebookライヴで上げた内容を記載します。
段々と春日和になって参りまして、桜も綺麗に咲き始めましたね。

さて、今回はヨーガ・スートラから離れて、『温かい体の作り方を考えるアーサナ』をテーマにブログを更新します。冷え性の方には、とても意味のある記事になっています。

『冷え性』とは、基本的に血管が収縮してしまい、血液が隅々まで行き渡らないことで起こる慢性的な疾患です。体が冷えやすい人は、大きく分けて3つの傾向があります。
1.筋肉量の不足からくる冷え
2.内臓疲労からくる冷え(内臓型)
3.心のダメージからくる冷え(緊張型)
です。

本来は、体を動かすことによって熱を生み、血流も良くなって、身体全身に血液が巡るようになるはずですが、女性や年輩の方はそもそも筋肉量が少ないために、体の中に熱を生み出せないという特徴があります。
そのため、血液が末梢血管まで届かずに、手足に冷えを感じてしまうのです。

また、女性の場合は、もともと皮下脂肪の量も多いため、温まりにくい事実があります。緊張型の場合は、日々の生活の中で何らかのストレスを無意識に感じて緊張するため、体が本能的に熱を逃さないように血管を収縮させるため、結果的に手足が冷えていきます。

「低体温」とは、一般的に36度を下回っている体温を言いますが、体温が1度下がると代謝がかなり落ちます。また、低体温の人は体の慢性的な不調を患っている人が多いです。冷えを放っておいたり、低体温の状態が続いてしまうと、「熱を生めず、代謝が落ち、冷える悪循環」に陥ってしまいますね。

1st Step:肩の素早い上げ下げを行うこと (20回程度)
上半身をとにかく素早く動かす。有酸素運動で一気に緩めて温める
2nd Step:スワイショウ (20回程度)
肩甲骨まわりの筋肉をほぐすことで血流をよくしていくこと。

1.筋肉量の不足からくる冷え
上半身に無駄な力が入っておらず、下半身がしっかりと安定している状態が理想的です。そもそも筋肉量が少ない女性や高齢者に多く起こる冷えに関しては、下半身を鍛えると、改善されて効果的です。

アーサナ01
・ウトゥカタアーサナ (椅子のポーズ)
→下半身と体幹を強くする
下半身でしっかりと体を支えます。特にふとももの大腿四頭筋を鍛え、ふくらはぎのポンプアップにも有効的です。

アーサナ02
・ヴィラバドラーサナⅡ (戦士のポーズⅡ)
→下半身と体幹を強く。腹式呼吸で腹圧を高め、背骨も伸びます。
しっかりと足裏で地を捉え、下半身を安定させるだけでなく、胸式呼吸で肋骨を広げ、背骨の伸びを感じる。

アーサナ03
・アドムカシュヴァーサナ (下向きの犬のポーズ)
→上半身から下半身を強くする
両手、両足でしっかりと床を押し返すことで、全身の力を使いながらも背筋を伸ばしていく。下半身の裏側はストレッチ効果もあります。

アーサナ04
・プラサリータパードゥッターナーサナ (ピラミッドのポーズ)
→下半身を強くし、前屈で頭への血流もアップ
後ろで手を組むことで、背筋を伸ばし、頭を下げることで頭に血流を送ります。やる気がどうしても起きない時などにも、有効的なアーサナです。

今回は、上記の4つのポーズに絞ってお伝えをしました。

次回の記事についても、
2.内臓疲労からくる冷え(内臓型) をテーマにポーズを絞って、
記述をして行きたいと思います。

Love yoga & Love your life,

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【第22回】ヨーガスートラ第4章と禅の言葉

Namaste, Japan!!

ナマステ!久しぶりの投稿になりました。
本日は神様から恵みがあって、関東は快晴の晴天でありましたね。
皆さんは、どんな過ごし方をされましたか?

では、本日の記事に参りましょう。ヨーガスートラ第4章です。

『超自然力についての補足的説明』
【ヨーガ・スートラ第4章1節】
もろもろの超自然力(siddhi)は、生まれつき(janma)によっても生ずるし、また薬草(osadhi)・呪文(mantra)・苦行(tapas)・三昧(samadhi)によっても生ずる。

以前にも述べましたが、直観力や閃き(prathiba)や超自然的な聴覚・触覚・視覚・味覚・嗅覚が生じるようになることから、サマーディ(三昧)により心(マナス)が働いている(vyuthana)ときには、超自然力となる!ということなんです。

超自然力って言っても、超能力が身につくわけではないですから、間違えないでくださいね。所謂、第六感が開眼される、働くようになるわけです。ビジネススタイルや日常生活においても、第六感の開眼=三つ目が通るようになり、ビンディーが本格的に動くことになりますね。
自己催眠状態にあって、自己暗示によって、第六感の能力を獲得したと考えているヨーガ修行者達の確信を表現しています。

『人間に起こる諸変化』
【ヨーガ・スートラ第4章2節】
「人間の種類に変化している」質量因(prkrti)が充満する(apura)から、他の種類(jaty-antara=神々や獣の種類)に変化する(parinama)。

質量因が充満する!という表現から、長年の経験や知識を積み上げてきたものが最高値に達することにより、他に変貌・脱皮するという解釈になると思います。初心者だった人が中級者になり、中級者が上級者になっていく。そうやって、人間は常に進化・変化している!ということを意味しています。

【ヨーガ・スートラ第4章3節】
動力因(nimitta=善悪の業)はもろもろの質量因に、変化するための動機を与えない(aprayojaka)。しかし障礙が破られた(varana-bheda)ならば、それから変化が起こる。あたかも農夫の労働のごとくである。

ヨーガ修行者は万能の創造者と見なされている。ヨーガ行者が集中的に思念していると、その思念が実体化する。つまり、思考は現実化する。思いを巡らせることは、次第に現実的に帯びてきますよ!ということを示唆するものです。

では、ここからは”禅の言葉”から、学びましょう。
徳を積み、祥を致す
相手を思いやる親切な心と行動が幸福をもたらします。という考えです。
昔から、善良な行いをしたものは、それが善根功徳となり、自分に良いこととなって、返ってくると言われている禅の教えです。

相手の喜ぶ姿は、あなたに微笑みを与え、心の安らぎや元気もくれる存在であるはずです。悪を根絶するための教訓などではなく、積極的にご自身の喜びや幸せを見出す方法を教えてくれる言葉になるはずです。

では、今日はここまで!
以下は追加の付録になります。ヨガのポーズにおける参考にしてくださいね。

中級レベル:ウシュトラアーサナ

効果:姿勢が猫背の人に効果的。脊椎全体が伸びるため、上半身の調子が
整えられる。年輩者や脊椎に障害を抱えている方は、後屈を少しずつ倒すこと。

中級レベル:ガルバ・ピンダアーサナ

効能:腹部内臓を刺激して、完全に収縮するため、血行が良くなり、
   胃腸の調子が整う効果あり

上級レベル:ヴァーマデーヴァアーサナⅡ

効能:下肢体である足首の痛みや張りを取り除き、生殖機能を活性化させ、
足首の関節の柔軟性を上げる。また、胃腸も刺激して、消化機能の向上をさせる。

 

Yoga is for ALL people(ヨガは全ての人のためにある)☆
(B.K.S Iyanger 命!)

Love&Peace,

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【第21回】ヨガスートラ第3章53節から最終節までと禅の言葉

Namaste, Japan!!

大分更新に期間が空いてしまいました。ごめんなさい。前回の続きになりますね。

〔救い者(taraka)と呼ばれる知〕

【ヨーガ・スートラ 第3章53節】
刹那(ksana)と、〔その刹那に〕続いて起こる刹那との両者に対して、特別の集中的修行を行うならば、それに基づいて、弁別(viveka)から生ずる知(jinana)が現れる。

上記に、知=jinanaと記載がありますが、よくJnana Yoga(ギャーナ・ヨガ=智慧のヨーガ)を実行されたとされる、インドではSwami Vivakananda(スワミ・ヴェヴェーカナンダ)ヨーガ指導者が、有名です。ヴィヴィディシャーナンダ!サッチダーナンダ!お前は何者なんだ!?と覚えておきましょう。(笑)

続きまして、

【ヨーガ・スートラ 第3章54節】
種類(jati)と特質(laksana)と場所(desa)とによっては、別のものとしては断定・特定されてないということ(anyatanavaccheda)に基づいて、そのような等しい(tulya)二つのものについては、それによって認識(pratipatti :理解)する。

【ヨーガ・スートラ 第3章55節】
この弁別(viveka)から生じた知は、救い者(taraka)であり、すべてのものを対象とし(sarva-visaya)、あらゆるあり方で対象となし(sarvatha-visaya)、一時に起こるもの(akrama)である。

〔独存の構造〕
【ヨーガ・スートラ 第3章56節】
統覚機能(buddhi:ブッディ)の純質とプルシャとの清浄さが均しくなった(suddhi-samya)時に、独存(kaivalya:カイバルヤ)が現れる。

そもそも、独存って何?調べてみると、単独で存在すること。仏教用語から元来生じていて、純粋精神が物質的なものから完全に独立すること、と意味していますね。

さて、以上のように、ヨーガは、純粋精神(purusha:プルシャ)と心との区別を理解するために、独存の構造は、必要なものであるとされています。その知を得るための前段階として、閃きの直観(pratibha)は、ヨーガによって得られるからである。

と同時に、ヨーガは健康と美を追求するための手段でもあり、特に神秘的超自然的能力(siddhi, rddhi, bhuti, vibhuti, aisvarya)の5つを達成するための手段にもなり得るのです。また、ヨーガの修行を完成した人々は、もはや諸感官とそれぞれの対象との対応関係を超越して、『諸感官をもって見ず。嗅覚によって声を聞き、背をもって色を視、また指端をもって一切の対象を知覚する。』という状態になるそうです。

ここからは、禅の言葉(=心が楽になる)から、記述して行きたいと思います。

禅とは仏教の一派で、達磨大師が初祖となって生まれたのが、禅宗です。禅宗もさらに複数あり、坐禅などの修行を積み重ねて、自分の中にある仏性(仏の性質=ブッダダートゥbuddhadhtu)と、向き合うことになります。仏性の言葉も、実はサンスクリット語から来ているのですね。

山は是山、水は是水(やまはこれやま、みずはこれみず)
意味=山は山として、水は水として、その本分を全うしているのである。

無理矢理に自分を飾り立てる必要は全くありません。ありのままの自分の姿を信じられず『少しでも背伸びしたい』『他人からよく見られたい』と思うからでしょうか、ブランド品や流行の服の価値を自分の価値観と一致していると流されて、身にまとうことは必要なことでしょうか。

大自然の姿を思い描いてみてください。山は山。海や川の水は水。だからこそ美しく、調和が取れているのです。私たちも同じで、それぞれの個性を生かしていけば、良いパートナーに恵まれ、社会全体もうまく循環していくのです。人は、無理に本分を曲げず「自分は自分らしく」を全うしていくことが大切なのです。
ありのままの~、姿見せるのよ~。ありのままの~、自分になるの~ (Let it Go~ありのままで~)が、大ヒットした理由は禅の言葉やヨーガに繋がる要素を持っていたからとも考えられます(笑)

ということで、本日の講義はここまで!

ちなみに、World Yoga Communityにご興味ある方、ぜひ下記のリンク先をご訪問ください。

https://www.facebook.com/groups/235426709956668/?multi_permalinks=940046089494723&notif_id=1518251420369569&notif_t=group_activity&ref=notif

では、また。

Love&Peace,

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【第20回】ヨーガスートラ第3章とクリシュナマチャリア

Namaste, Japan!!
(※更新時期が遅れてしまいました。すみません。)

以前、B.K.Sアイアンガーヨガの話題を出したことがありましたが、B.K.Sアイアンガーは、心の師匠であり、最古の伝説ヨギーと紹介しました。

しかしながら、その信勇でもある伝説ヨギーがもう一人いました。ご存じかもしれませんが、K.パタビジョイスがおり、1915-2009年まで生き続けました。アシュタンガヨガ、ビンヤサヨガのシステムを構成し、1940年代にマイソールで指導開始をした人物です。

K.パタビジョイス氏

K.パタビジョイスと言えば、時代の要請に合わせて太陽礼拝を統合した「アシュタンガヴィンヤサヨガ」を考案したヨギーですね。’90年半ばにマドンナ、スティングなどのセレブが学んでいたそうですが、現代有名な先生と言えば、アシュタンギのKino Yoga創始者のKino Macgregor先生が、K.パタビジョイスに弟子入りしたことをご本人が証言しています。アメリカ人らしいダイナミックなヨギーニですね。

さて、B.K.Sアイアンガー氏とK.パタビジョイス氏の師匠にあたる人物が、実は一人いました。それが、T.クリシュナマチャリア(1888-1989)師匠で、101歳で亡くなった「現代ヨガの父」と言われ、インドでヨガを広めることに尽力して、多くの弟子を育てた人物で、「クリシュナマチャリアの教え」として、【聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅】 の映画が有名ですね。

クリシュナマチャリア

ヨガで最も利用される太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)は、このクリシュナマチャリア師匠が考案して、普及活動をしたと言っても良いでしょう。今では、現代ヨギーやヨギーニに取って、太陽礼拝は身体のウォームアップには欠かせない体操運動になってますが、元々は太陽を礼拝することから始まっているそうです。(当時の映像はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=8XF4sCV6aUY)

さて、ヨーガ・スートラの第3章の前回の続きに入って行きましょう。

[憂いを離れる(visoka:ヴィソカ)という名の超自然力]
第3章50節:ただ純質とプルシャとが別の異なったものである(anyata)という叡知(khyati)を得たものが、すべての存在(sarvabhava)の支配者(adhisthatr)となり、また全知者(sarvajnatr)となる。

第3章51節:これらへの欲を離れること(vairagya:ヴァイラーギャ:離欲)によっても、過悪の種子(dosa-bija)が滅び尽きた時に、独存(kaivalya=解脱)が得られる。
⇒つまり、解脱により、サマーディ(悟り)に入るってこと。

第3章52節:高い地位の者からの招待を受けた時には、執着(sanga:サンガ)や尊大な心持ち(smaya)を起こさない。なんとなれば、もしも執着や尊大な心持ちを起こしたならば、望ましからぬ不幸が再び付随して起こることになるからである。
⇒つまり、上位の者に対して、卑しい心を持つこと無かれ、ということでしょう。

憂いの心から、離れるということは、私利私欲を消滅させる!ということであり、離欲(ヴァイラーギャ)になる、悟り(サマーディ)という境地に誘うことを、この節では教えてくれています。

ということで、本日はここまで!

Love&Peace,

【第19回】”ヨーガ・スートラ”第3章とヒンズー教の教え

Namaste, Japan!!

早くも新正月が終わりに差し掛かろうとしていますね。光陰矢の如し。
Time is more valuable than money (時間はお金よりも価値の高いものである).

さて、昨年に【第16回】ヨーガスートラ第3章46節において、(animadi=ヨーガの八種の超自然力)を8点の項目を記述しました。良かったら、戻って再読してみてください。

その延長線上にある第3章47節~49節内を、見て行きましょう。
第3章47節:
身体の円満な完成」というのは、美しさ(rupa)・しとやかさ(lavanya)・力(bala)・ダイヤモンド(vajra)の強靭性(samhananatva)のことである。
※”しとやかさ“とは、所作が物静かで上品であるさま。また、慎み深いさまを意味します。”強靭性“とは、柔軟で粘り強いことです。

ヨーガを実践していく過程と境地においては、身体の変化と進化を感じられていくので、そこには美しさやダイヤモンドの様な輝きが発せられるようになる。
むむっ、そういう観点から言えば、”美ヨガ“は的を得ているかもしれませんね。前回の記事を謝罪および訂正させて頂きます。

第3章48節:
「感覚器官で」知覚すること(grahana)・本性(svarupa)・自我意識(asmita)・
内属因(anvaya)・有目的性(arthavattva)に対して特別の集中的修行をなすことに基づいて、もろもろの感官に打ち克つ(indriya-jaya)

第3章49節:
これに基づいて、意の様に速いこと(mano-javitva)と、身体を離れての器官(感官)の状態(vikaranabhava)と、根本原資(pradhana)に打ち克つことが現れる。

と記載があります。多くの専門的なサンスクリット語が出現しましたが、全部記憶する必要は無いと思います。私の見解では、ヨーガを日々実践することで、自身の感覚器官(嗅覚・触覚・味覚・聴覚・視覚+第六感)が研ぎ澄まされていく!という解釈をしています。悟り(サマーディ)の段階に近づく!ということでしょうね。

さて、ここからはヒンズー教の死後の教えについて、です。

人間は死後において、肉体は焼却されて無くなりますが、魂は残る。という概念のようです。仏教と同じ教えでしょうか?カルマ(輪廻転生)の概念があります。

ブルバタ派
肉体が燃やされた時⇒魂が肉体から天に昇って行った、火の玉が上昇していく形跡を見た!と主張する派閥

アースティカ(有神論信者)⇒神はこの世の中に存在する!と主張する人間
ナースティカ(無神論信者)⇒神や魂は信じない!物質論主義者で、Veda理論に信頼を置かない人間
チャール・ヴァカ(物質主義者)⇒人生を楽しく謳歌すれば、それで良い。金銭的にも派手に使って、現世のみに集中すること。眼に見えるものしか信じない。

では、思考とは何か?

英訳すると、Memorizing(記憶すること)/Thinking(考えること)/Creating(創造すること)/Imaging(想像すること)と訳されるし、ヨーガで言う“ヴリッティ(Vritti)”にあたりますが、理解することにもつながります。つまり、知性=思考を生み出すという方程式になります。知性は、価値を与えた思考と同等になります。

では、感情は思考に含まれるのでしょうか?
Love(愛), Happiness(幸福), Joy(喜び), Angry(怒り), laughter(笑い)といった感情の動きです。なんと、ヒンズー教の教えでは、思考器官である右脳の働きにおける感情ですが、感情が形になるものであれば、ヴリッティ(Vritti)=全ての記憶・思考に含まれるのだそうです。

嗅覚・触覚・味覚・聴覚・視覚から得た出来事・感情(ヴィシャヤ・アーカラ・ヴリッティ)は、全ての記憶に繋がる!という解釈を持てば、辻褄が合うかもしれません。

アートマ―アスラとは、(Those who depends on their own sense of organs)=自身の感覚器官のみに頼る人々、という意味です。言葉によって、悟ることは出来ないそうです。かつ、ダーラナー(凝念)やディアーナ(瞑想)も、視覚を通じては、目的を達成できません。

アートマン(至高の人・サマーディを得た人)となった人は、アートマ―アスラを上手に使った人であると言うことができます。

本日はここまで!

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【新年・第18回】インドヨガと呼吸に繋がるもの

Namaste!!
新年明けまして、おめでとうございます。

新年から、早速ワンブログを記事投稿したいと思います。
ヨガには、数多くのスタイルがあり、数を挙げればキリがありません。

現代主流になっているヨガスタイルは、ハタヨガ、アシュタンガヨガなどが一般的ですが、先生の名前+ヨガ、場所名+ヨガ、ハリウッドヨガ(?)、美ヨガ(?)、岩盤ヨガ(?)など、いまいち受け入れがたいヨガも、流行りに流行っています。流行りと人気が、日本ヨガの主流になっているようです。

しかし、源流を辿ってみますと、ヨガの中でもスタイルは、B.K.Sアイアンガーヨガやクラシカルハタヨガが、最古流派であることはご存じでしょうか?

クラシカルハタヨガのグルジ(ヨガを究めた最上位の師長や師匠)は、ヨーガ(YOGA)とは、Yoga Chitta Vritti Niroda(ヨーガ・チッタヴリッティ・ニローダ)であることを、繰り返し謳っていました。すなわち、“心の動きを止滅させること”です。

2018年新年からも、原点回帰するためにも、瞑想5~10分は毎朝欠かさずに実施しましょう!そして、呼吸法の大切さです。ヨガの瞑想と呼吸法は、全霊一致することが必要で、切り離すことはできません。

呼吸の事をサンスクリット語で“プラナーヤマ”と言います。プラナーヤマは、呼吸の延長と呼吸のコントロールという意味になります。このコントロールは、呼吸の全過程に及んでいます。代表的なものは、

①プーラカ:「満たす」という意味。吸気、息を吸うこと。
②レーチャカ:「肺を空っぽにする」という意味で、呼気の息を吐くこと。
③クンバカ:息を止めること、保息。つまり、呼気も吸気もない状態のこと。

1.ナディショーダナ・プラナーヤマ (片鼻呼吸法/気道を清める呼吸法)
7カウントで、片鼻から吸って、3秒間息を止めて、7カウントで逆の片鼻から、息を吐く呼吸法を、左右交互に数回連続して実行するのが、ナディショーダナ・プラナーヤマです。

2.カパラバティ (連続腹式呼吸)
1秒間に吸って、吐いてを腹式呼吸で行う高度な呼吸法。横隔膜の引き上げ下げを急激に行い、腹直筋を120%使うことで、呼気と吸気により酸素の入れ替えを早くして、内臓から血液循環を良くさせる手法になる。

3.シータカリープラナーヤマ (クールダウンの呼吸)
自分の舌を丸くして、口呼吸により、呼気と吸気を行う呼吸法。冷たい空気が舌の間を通ることからも、クールダウンする際に使われるため、ヨガクラスの最後に実践されることが多い。

今現在、記憶している限りでの呼吸法をお伝え致しました。
プラナーヤマを実践する時には、心の集中統一を図るために、極力目をずっと閉じておくことが重要です。「プラーナ(気)とマナス(心)が同化した時、名状しがたい喜びが起こるのである」と、ハタ・ヨーガ・プラディーピカー(*書籍名)には記載がされています。

この様に、プラナーヤマは、インド人ヨギーによって編み出された呼吸の科学であることをお分かり頂ければ、幸いです。

その他にも、書きたいことは沢山あるのですが、本日は新年ということもあり、ここまで!!

Yoga Chitta Vritti Niroda☆
Love&Peace,

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【第17回】万病一元論と瞑想を導入して

☆Namaste, 皆さんご無沙汰しております。
“万病一元論”って聞いたことはありますか?

本日は、インドヨガから少し離れて、”万病一元論”についてお話をします。

万病は、「一元である。すなわち、血液の汚れ」である。という考え方から、
小腸・大腸を含む腸を綺麗にすることが大事です。
腸の綺麗さは、大便、つまり”うんち”で分かります。
最近小学生向けに、うんこドリルという呼名のテキストが流行っていると伺っていますが、
うんちが綺麗な形をして、排便をされると腸が綺麗であり、キレがある証拠なんです。

<うんちの健康チェック方法>
1.するっと、きれいな形で排便される。(残便感がないことが大切)
2.しっかりと、気持ちよく出る。(バナナ1本ぐらいが理想)
3.拭いても、べっとり紙に付かない。
4.臭いがしない(体臭も口臭もない状態です。)
5.黄金色をしている。(赤色、黒色は病気の可能性が高いので要注意。)

上記の点を踏まえて、うんちはバナナタイプ(普通便)としての太くて長い便を称して、”一本糞”などと言います。このタイプの便は、直腸からするりと出てきたことを意味しています。
さて、理論としては、
洗腸をする⇒腸が綺麗になる⇒細胞が綺麗になる⇒綺麗な体が出来て、健康状態を維持できる!
自分の健康状態を把握することで、日常生活において習慣化することは、健康体を得られる訳です。

腰痛、膝痛、肩こりなどにおいては、全て関節痛になる訳ですが、ご存じ関節痛が起きる原因の一つに、リンパ節のリンパ球の流れが悪化することが一つの要因です。股関節にも、足首にもリンパ節がありますから、日々リンパの流れを良くする必要があります。そこで、最終的にヨガの練習が、日常生活に必要になる訳です。

遺伝子にもよりますが、がん細胞が蓄積しやすい体質の方は、腸の菌バランスが悪いのです。まず、ヨーグルトでビフィズス菌を多く摂取することをお薦めします。食事制限や条件を正しいものにすることで、がん細胞の再発は防げると考えています。養命酒や漢方薬などの東洋医学に見られる予防医学は、大切です。

自分が健康であれば、奥さん・旦那さん・娘さん・息子さんと家族全員が健康になれます。また、健康状態を維持できれば、自分の好きな仕事や趣味にも打ち込む時間に没頭ができます。健康ありきで、良好な人間関係も保つことができます。

最終的に何を言いたいかというと、自分の健康を自分で守るためには、寝たきりになる前に、”ヨガ”と”自力整体”が日々の生活での健康法として、最適なはずです。

さて、瞑想の大切さについても、説いておきましょう。
偉大な成功者は、皆瞑想を毎朝取り入れている傾向が多いことに、納得させられます。瞑想のスタイルは数多くありますが、私が初心者にお薦めするのは、”イメージ瞑想“です。
ヨガの中上級者には、”阿字観瞑想やサムライ瞑想“です。

イメージ瞑想においては、脳へアルファ波を齎し、心身共にリラックス状態に至らすことが可能です。イメージ化により、積極的に右脳の想像力を使いますので、自身の最も落ち着く・癒される空間や風景をイメージすることが、心に余裕を齎します。

ヨガの初心者は、テレビやラジオ、音楽の電源を消して、ぜひイメージ瞑想を積極的に取り入れてみて下さい。瞑想の時間は、約5分~10分程度が忙しい現代人には適当な時間です。究極的なヨギー・ヨギーニになりますと、1日瞑想していられるマスターになります。

より上達をしたら、どんな瞑想手法がご自身に良いか、近くのヨガインストラクターか私に聞いてみて下さい。本日もお読み頂きまして、ありがとうございました。

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【第16回】ヨーガスートラ第3章と【健康】のお話

ヨーガスートラの第3章46節に、また不思議な内容を発見しました。

諸々の元素を構成するもろもろの微細要素に打ち克つことに基づいて、微細化など(animadi=ヨーガの八種の超自然力)が現れる。

身体の円満な完成(Kayasampat)があり、またその元素の性質(Dharma)に衝突することもない (Anabhighata=アナビガータと言う。)

Anabhighata=アナビガータとは、ヨーガの修行者が、火の熱さにも焼かれず、水の流動性にも濡らされないことを言います。ヨーガを実修して得られる「微細化」などの八種の超自然力とは、Maha-siddhi=マハシッディとも呼ばれている。

このMaha-siddhi=マハシッディ(ヨーガの八種の超自然力)とは、次のように定義されています。
1.自分を無限に小さくし、あるいは目に見えないようにしてしまう(animan)
2.自分が極度に軽くなる(laghiman)
3.自分が極度に重くなる(gariman)
4.自分が巨大になり、いかなるものにでも、最も遠くにあるものにでも近づくことができる。
5.例えば、指の端で月に触れることができる(mahimanまたはprapti)
6.身体及び内部の器官を完全に支配する(isitva)
7.自然の運行を変更する能力(vasitva)
8.単に望むだけで自分をどこへでも移すことのできる能力(yatra kamavasayitva)
という内容になっています。

ここで、さらに面白い単語がでてきます。
それは、Kaya-vyuha=カヤビューハです。内容をご説明しますと、

『はるか遠方の地にある事物、超感覚的な事象、他の世界の出来事、星や遊星の上での出来事、自分の体内のもしくは他人の体内の事柄を知覚しうること。過去・未来の出来事を知りうること。前世を知りうることや現生の死亡時刻を予兆出来ること。野獣や動物の言語を理解して、コミュニケーションすること。死者の魂を現世に招き寄せて、彼らの魂と対話をする事。他人の体内に入って理解した後に、また自分の体内に戻ることができること、同時にいくつかの他人の身体に入り込むことができること。』
という意味です。

同時に多数の他人の身体に入り込む場合には、それらの身体の別々の心は、自分自身の心の展開(=心を開くこと)であり、ヨギーやヨギーニの現出した心や身体器官は、そのヨーガ修行者の心に指導され動かされています。そのヨーガ行者の意志に従って行動しているのであるとして、個人の単一性の成立する由縁を説明します。ヨーガ行者の心から作り出された諸々の心は、前世から継承された遺伝力を持っていないので、この点は普通に自然体に成立した心とは異なっています。

さて、ここからは、少しトピックを変更して、健康の話に触れます。

病気には、慢性病と難病があります。神学の観点から、病気を検証してみますと、神様から忠告を受けた際に、”自分の反省するべき点が出てきた時”だということです。

【命】という漢字があります。この漢字をよ~く、見て下さい。
『人は一度は叩かれる』と上から書きますね。人は一生に一度は、大きな怪我や病気に遭遇します。病気を治すには、「考え方」8割です。あとは、「食べ物から摂取する栄養」と「感謝」をすることです。
すぐにできる簡単なことも、愚にもつかないことで、考え方を変えない人が多いそうです。この考え方を変えない人は、病気が治らないので、死に至る可能性があります。

自力整体ナビゲーターの佐藤先生は、この様に仰っています。
自力整体は1.整体 2.整食 3.整心の3要素で、構成されています。

自力整体の循環図

心と体のメンテナンスは、食生活にも及ぶことが定義づけられています。
ご自身の体と心は、整体運動もしくはヨガにも関連してきますが、正しい食習慣で、体内のまたは体力エネルギーを上げることです。自然治癒力を上げることです。整体運動を行うことが、”自力整体(じりきせいたい)“なのです。

佐藤先生はプロ整体師として長年キャリアのある方でして、健康法としては一番自力整体が日本人には合うそうです。また、人生の成功=成幸とは、人助けです。人に喜んでもらうことが、成功に繋がると仰っています。

次回については、この続きで佐藤先生から学んだ【万病一元論】について、記述して行きたいと思います。

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